森博嗣

まだ20時ですが、かなり酔っ払ってます。明日はまだ平日だというのに「今日は酔っ払う日だ!」と決めたから良いのです。
久し振りにミステリィ作家(なのかどうか怪しいけれど)森博嗣について語ります。酔ってるので。
私が森信者であることは既存のことですが、改めて言うと信者です。最近の作品を無条件に褒めそやかすかと言うとなかなかに厳しい所もありますが。好きな作品は講談社ノベルスのシリーズで言うと「今はもうない」「数奇にして模型」「黒猫の三角」「恋恋蓮歩の演習」「四季 秋」とかで、一番好きなのは「スカイ・クロラ」と「伯爵探偵と僕」が二大巨頭で、短編では「トロイの木馬」と「僕は秋子に借りがある」を頂点として「僕に似た人」「キシマ先生の静かな生活」「檻とプリズム」あたりが好みです。と作品名を列挙しても読んだことある人にしか判らないですね、ごめんなさい。でも挙げたのは死ぬほど好きで、挙げてない作品も好き好きです。
個人的には価値観、視点の新しさをもたらしてくれた人であり、高校生の頃に出会い、大学生の頃に死ぬほど繰り返し読んで(その頃に出た「数奇にして模型」は通算で100回は読んだと思う)、わりと人生観に影響を与えまくりです。2回講演会に行って生で見たりもした。
何が楽しいかって、やはり視点の独特さだと思うのですけど、今現在毎日更新している「MORILOG ACADEMY」なんかでも相変わらずだなあというところを見せ付けています。さすがに十年以上森信者を続けていると「ああ、またその視点を語るのか」とか思うこともありますけど、私の考えたかとして「繰り返される言葉は強く歪みのない信念である」というのがあって(今考えたのだけど)、だから、そういうのも面白く読んでます。それに、繰り返しであっても、全く同じ言葉ではないので新たな気付きもあったりするし。
最近は、ときどきはてブの注目エントリを見て、「ああ、人々は森語のこういうところに反応せざるを得ないのだなあ」とか思って楽しんでます。
まあ、あまり意味のないエントリであったかもしれないが、とりあえず、僕は心酔していて困るのですよ、いまだに、ということを表明するためのものであることよ。